オリーブオイル成分分析結果(レッチーノ種)
入荷遅れを回避するため、2019年度はTOSCANO IGP申請をしないことになりました。
TOSCANO IGP取得申請の際に実施されます化学分析検査は、23項目が規定値内であることが求められます。
先月12月に、レヴィーニェ農園から2019年度販売分オリーブオイルの成分分析結果が送られてきました。
今回は、酸度・過酸化物・紫外線吸光度(K212/K268/⊿K)の5項目で、左表はレッチーノ種オリーブオイルの分析結果です。
*酸度0.21%
オイルの中に遊離オレイン酸がどれだけ含まれているかを示す。
EUのエクストラヴァージンオリーブオイルの規定値は0.8%以下。TOSCANO IGP取得規定値は0.6%以下。
*過酸化物価6.0meqO2/Kg
オリーブオイルに含まれる主要な脂肪酸、リノール酸やリノレン酸などの多価不飽和脂肪酸の自動酸化で発生する過酸化物、ヒドロぺルオキシドの量。オイルの新鮮さと貯蔵の状態がわかり、低ければ低いほど新鮮である。EUの規定値は20.0meqO2/Kg以下 TOSCANO IGP規定値は16.0meqO2/Kg以下。
*紫外線吸光度K232 1.76Abs/K268 0.14Abs/⊿K0.00Abs
UVスペルトロフォトメーター(紫外線分光光度計)による分析。少ないほど鮮度がよい。
EUの規定値K232 2.50Abs以下/K268 0.22以下/⊿K 0.01以下、TOSCANO IGP規定値も同じ。